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〇パート6ってどんなの?対策必要?
こんにちは
この記事を開いてくれた方はTOEICのパート6に対してあまり良い印象を持っていないと思います。
出題形式に癖があり、時間配分的にも割とシビアですよね(パート6に割ける時間は1文各2分×4の合計8分と言われてます)。
さらに、なぜか他パートと比べて対策本が少ないです(問題数が合計16問と全体に対して少ないからですかね?困ったものです...)。では、特別な対策は必要ないのでしょうか?「パート6はパート5とパート7を足して2で割ったようなものであり、この2パートを対策していれば自ずとパート6の対策にもなる」という意見は散見されます。たしかにこれは一理ありまして、実際に点数は上がります。筆者もそうでした。
しかし、筆者は「パート6に特化した対策も他のパートと同様に重要である」と考えます。というのも、TOEICは、英語の理解力はもちろん、時間配分通りに素早く解答することもかなり点数に関与するものであるからです。そのため、出題形式に慣れることがとても重要です。
パート6の出題形式は1題につき4問の計4題です。問は文章中の単語の穴埋めが3問、一文丸ごとを空所に当てはめるものが1問です。そして時間配分の都合上、1題につき2分間しか割り当てられないので概ね1問30秒のペースで解く必要があります。さらに、パート5と異なり文章の流れが分からないと解けない問もありますので、基本的には、文章を読み切る必要があります。パート6の文章はやや短いとはいえ、パート7が1問1分と言われていることを考慮すると、かなりスピーディに解答する必要があるのがわかります。
このように、パート5と異なり大意把握能力が必要であり、パート7よりも時間をかけられないのがパート6です。それゆえ、専用の対策を行い、出題形式に慣れることで点数upが望めるパートであるとも言えます。
そこで、対策本としてお薦めしたいのが「TOEIC® L&R TEST パート6特急 新形式ドリル」です。

TOEIC L&R TEST パート6特急 新形式ドリル (TOEIC TEST 特急シリーズ)
- 作者: 大里秀介,トニー・クック
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2017/03/07
- メディア: 新書
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〇筆者がパート6を対策した理由
筆者は始めて公開テストを受験した際にはパート6の対策は全くしていませんでした。模試を解いている時もパート6は適当に塗り絵をしているような感じでした...。パート7に時間を割いた方が良いと考えていたためです。しかしここで、パート6は1問30秒、パート7は1問1分が理想のペースであることを思い出しました。そう、パート7で1問解く間に、パート6では、対策を怠らなければ、2問解答できるのです。当然ですが、解答数が多ければ点数は上がります。そう思い至ったため、筆者はこの本を見つけ購入しました。そして、読者の皆さんにも是非見て頂きたい良本であると思いました。
〇宣伝ポイント
この本の良い点は以下の3点です。
・解説が親切
・ボリューム満点
・そもそもパート6の対策本が少ない
以下、それぞれの詳細を説明していきます。
・解説が親切
TOEIC対策本の中には正解の解説で述べてあり、不正解について触れられていないものなどが多くあります。このような解答では、なぜ不正解であるのか疑問に思う場合が出てきますよね。「TOEIC® L&R TEST パート6特急 新形式ドリル」の解説は非常に親切であり、1問につき100文字程度も費やして説明してくれます。それゆえ、疑問点無くスッキリと読み進められます。また、文章中に出てきた重要単語などもピックアップされているため、単語学習も並行して行えることも地味にうれしい点です。
・ボリューム満点
30題120問掲載されてます。出題形式に慣れるには十分な量です。むしろ、全部解ききって全く実力がついていないということはほぼ無いんじゃないでしょうか。これ程パート6を掲載している本は他には無いと思います。
・そもそもパート6の対策本が少ない
悲しいかな...そもそもパート6を対策するにあたって、対策本のバリエーションがあまりありません。筆者が本屋で見つけたパート6に特化した対策本はこれだけでした(これが外れじゃなくて良かった...)。
〇筆者に対する効能
以前は、半分正解していれば良いくらいだったのですが、この本で対策した後、16問中12問くらいは安定して正解できるようになりました。また、パート6の文章読むコツが掴めたお陰か、パート6をきっちり解いているにもかかわらず、パート7の解答数は以前とあまり変わりません。リーディングの総正解数も100問中60問は安定して正解できるようになりました(以前は57、8など60前後が多かったため)
〇最後に
この記事は以上です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございましたm(_)m
対策が疎かになりがちなパート6ですが、対策していないパートがあるという事実は不安要素の一つになり、本番のコンディションに影響を与えるかもしれません。そのため、パート6をこの本を用いて対策し、万全の状態で本番に臨みましょう!
少しでも、この記事が読者の方々のTOEIC対策に役立てたのなら幸いです。